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ボトックスは、まさか薄めていないですよね?についてお話します
ボトックスは粉薬で、瓶に詰められています。それを、【バイアル】と言います。1つの瓶には、100単位、というお薬が入っています。
100単位は粉の量です。では、その100単位を例えば5ccのお水で溶かしたら、お水1ccあたり、ボトックスが20単位含まれることになります。
一方、溶かすお水の量を2倍にして、100単位を10ccのお水で溶かすと、1ccあたりボトックスが10単位含まれることになります。
ということは、同じ1ccでも溶かす時に使ったお水の量によって、含まれるボトックスの量が違うわけです。
ボトックスを何CC注射します・・・、は意味がなく、何単位注射するかが大切なんです・・・
含まれているボトックスの単位数が大切で、何CCかは関係ないありません。たくさんのお水でボトックスの粉を溶かしたら、確かにボトックスの効果は下がります。
ですが、溶かすお水をたくさん使うとメリットもあるのです。
それは、ボトックスの粉を溶かすお水が多いほど、注射されたボトックスが拡散されるので、要するに、よく広がるので、仕上がりが自然になります。
一方で、少しのお水で溶かして注射をすると、注射1箇所1箇所のボトックスが濃くなるので、ボトックスが効いている箇所と効いていない箇所でムラがでて、仕上がりが不自然になってしまいます。
結局、どのくらいのお水で溶かせば一番、ボトックスの効果が自然になるのですか?』
それは医師としての経験です、例えば、表情を動かす時に、一部分だけ強く動かすクセがある方にはその箇所だけ濃いボトックスを注射したり、逆に、大きなシワはないけれども、小さなちりめんジワが全体にある場合は、あえてたくさん薄めて全体にボトックスが広がるように注射します。
効きすぎても不自然になりますし、弱くても効果がありません。また、患者様ひとりひとり、シワのクセがみなさん違いますので、ボトックスを溶かすお水の量を変えていく必要があります。そのあたりは、医師の経験と技量が大切になってきます。
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