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【医師解説】
イニボはどこに効く?シワ・エラ・多汗症など部位別の効果を解説

こんにちは。赤坂ビューティークリニックの青山です。
イニボは「どこに効くの?」とよく聞かれます。シワ、多汗症、エラを細くするなど、使う部位はいくつかあるので、この記事では部位別の効果を、医師である私が直接解説していきます。

イニボが使われる主な3つの部位

イニボはボツリヌス製剤のひとつなので、使われる場面は大きく3つに分けられます。

1.シワ(表情ジワ)
2.エラ(咬筋)
3.多汗症

順番に見ていきます。

① シワ(表情ジワ)

一番多いのがシワ、とくに表情ジワへの施術です。具体的には、次のような部位が挙げられます。

額のシワ(最も多い)
眉間のシワ
目尻のシワ
バニーライン(笑ったときに鼻の横に出るシワ)
顎のシワ(梅干しのような小じわ)
表情の動きによってできるシワを、筋肉の動きを和らげることで目立ちにくくする、というのがシワへのアプローチです。
最近はとくに、眉間のシワ顎の小じわを気にされる方が増えている印象です。眉間については、「本当は怒っていないのに、お孫さんから『おばあちゃん怒ってる』と言われてしまう」といった理由で相談に来られる方もいらっしゃいます。

② エラ(咬筋)

エラへの施術には、実は2つの目的があります。
ひとつは、エラの張りを和らげてフェイスラインをすっきり見せること。いわゆる小顔目的です。
そしてもうひとつ、最近こちらのほうが増えているのが、歯ぎしり・食いしばりの予防です。
噛む力が強すぎたり、寝ている間の歯ぎしりが強かったりすると、歯がすり減ってしまうことがあります。朝起きるとエラが疲れている、という方もいます。エラの筋肉(咬筋)の動きを和らげることで、こうした歯へのダメージを軽減する目的で施術される方が多いんですね。
「マウスピースとどちらが効果がありますか?」とよく聞かれますが、効果はほぼ同じくらいと考えてよいです。マウスピースは寝ている間に装着するため、不快感で熟睡できなかったり、寝ている間に外れてしまったりすることもあります。エラへの注射であれば、そうした手間がなく、小顔効果も期待できるという利点があります。

③ 多汗症

多汗症で一番有名なのは脇です。そのほか、足の裏手のひらへの施術もあります。汗腺の働きを抑えることで、汗の量を減らすことを目的とします。

部位別の持続期間と出始め

シワ:だいたい3日ほどから効き始め、持続は約半年
エラ:効果が出始めるまで約1か月、持続は約半年
脇(多汗症):持続は約半年

このあたりは、ほかのボツリヌス製剤とほぼ同じです。

入れすぎないことが大切

シワに関しては、入れすぎると表情が不自然になってしまいます。まず試しに入れてみて、足りなければ後日追加に来ていただくのがおすすめです。
とくに額と眉間を同時にたくさん入れると、表情がきつくなりすぎることがあります。額と眉間は、1か月ほど間隔を空けて施術したほうがよいと考えています。
エラについては、小顔目的の方も歯を守る目的の方もいらっしゃいますが、いずれにせよ様子を見ながら進めるのが安心です。

まとめ

  • イニボの主な対象はシワ・エラ・多汗症の3つ
  • シワは額・眉間・目尻・バニーライン・顎などの表情ジワ
  • エラは小顔目的に加え、歯ぎしり・食いしばり予防の目的が増えている
  • 持続はどの部位もおおよそ半年。エラは効果が出るまで約1か月
  • シワは入れすぎないこと。額と眉間は間隔を空けるのがおすすめ
イニボは高い純度と広がりにくさを特徴とするため、仕上がりが自然になりやすいのがメリットです。そのうえで、医師の経験も結果を大きく左右します。高品質の製剤を使い、経験豊富な医師に施術してもらうのが、やはり一番だと思います。ボトックス注射をご希望の方は、イニボも候補のひとつに入れていただくとよいと思います。