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【医師解説】
イニボの口コミは本当?痛み・回数・単位・ビフォーアフターを解説

こんにちは。赤坂ビューティークリニックの青山です。
「イニボの口コミって本当なの?」「痛みは?」「何回くらい必要?」この記事では、痛み・回数・単位・ビフォーアフター、そして口コミの見方について、医師である私が直接解説します。

痛みについて——麻酔クリームがおすすめ

痛み対策として、冷やしながら注射するクリニックは多いです。
これも悪くない方法です。
ただ、冷やすと血管が収縮して見えにくくなり、結果として針が血管に当たって内出血のリスクが少し上がることもあります。
そこでおすすめしたいのが、塗る麻酔(エムラクリームなど)です。
塗ってから15分ほど待つ必要はありますが、しっかり効かせてから注射するのが、痛みの面でも内出血の面でも理想的だと考えています。
「15分が惜しい」という理由で省かれることもありますが、本当は麻酔クリームを塗って15分ほど置き、ベッドで横になってから注射するのが一番よいと思います。

内出血と針の太さ

内出血はどうしても出るリスクがあります。これを抑える工夫のひとつが、針を細くすることです。
針の太さは「ゲージ(G)」という数値で表され、数値が大きいほど細い針です。
日本の一般的な針では27ゲージが最も細い部類ですが、当院では有料で34ゲージという、髪の毛ほどの細さの針もご用意しています。
針が細いと、痛みが少なく、内出血のリスクも下がります。
痛みが心配な方は、塗る麻酔+細い針、という組み合わせがおすすめです。

エラの注射——マウスピースとの比較

エラへの施術でも、塗る麻酔や細い針を使います。
エラはすぐに効果が出るわけではなく、約1か月してから効果が出始めます。
エラへの施術には、エラを細くする目的と、歯ぎしり・食いしばりの予防という目的があります。
「マウスピースとエラの注射、どちらが効果がありますか?」とよく聞かれますが、効果はほぼ同じくらいです。
ただ、マウスピースは寝ている間に装着するため、不快感で熟睡できなかったり、寝ている間に外れてしまったりすることがあります。エラへの注射であれば、そうした手間がなく、小顔効果も期待できる、というメリットがあります。

何回くらい必要?

イニボもほかのボツリヌス製剤も、効果はだいたい半年ほどです。
ですから、年に2回ほどのメンテナンスが目安になります。
そして繰り返しになりますが、一度にたくさん入れて効きすぎて不自然になるよりは、まず入れてみて、2〜3週間して様子を見てから追加する、という進め方がおすすめです。

口コミの見方——「水で薄めている」という書き込みについて

口コミでよく見かけるのが、「あのクリニックのボトックスは水で薄めている」という書き込みです。
ただ、これは少し語弊があります。
前提として、ボツリヌス製剤は水で溶かさないと注射できない粉薬です。
溶かすのは必要な工程であって、「薄めている=悪い」ということではありません。
本当に問題になるのは、水の量ではなく粉の量(単位数)です。
最初から粉が少ししか入っていなければ、当然効果は出にくくなります。
ですから、効果を左右するのは、

・粉の量(単位数)
・製剤の品質
・医師の経験
・注射の位置(とくに額のシワは位置が重要)

これらの総合判断です。
「あそこは効果がある/ない」という口コミも、こうした条件によって変わるものなので、口コミの言葉だけを鵜呑みにするのは避けたほうがよいと思います。

極端な口コミは参考にしすぎない

口コミのなかには参考になるものもありますが、極端な口コミは参考にしすぎないほうがよいと思います。
結果は、医師の技術・製剤・単位数など、いろいろな条件で変わるからです。
一番確実なのは、直接医師に会って、カウンセリングを受けてみることです。
気になることを質問してみるだけでも、ずいぶん判断しやすくなると思います。

まとめ

  • 痛み対策は、冷却よりも塗る麻酔+細い針(34ゲージなど)がおすすめ
  • 内出血のリスクは針を細くすることで下げられる
  • エラは効果が出るまで約1か月。歯ぎしり予防にはマウスピースと同等の効果が期待できる
  • 効果は半年ほどなので、年2回ほどが目安。入れすぎず、足りなければ追加
  • 「水で薄めている」という口コミは語弊あり。大事なのは粉の量・品質・医師の経験・注射位置
  • 極端な口コミは鵜呑みにせず、まずはカウンセリングで確認を
正しく理解するためには、まず正しい情報を手に入れることが大切です。
この記事が参考になれば嬉しいです。